2005年11月04日

PCE−SCD『ドラゴンスレイヤー英雄伝説』

1991年10月25日発売/ハドソン/6,800円(別)/RPG/1人用
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<ゲーム内容>
 パソコンから移植のオーソドックスなファンタジーロールプレイングゲーム。オリジナルは、日本ファルコムが開発・発売したPC88版。ストーリーが各章ごとに区切られているので、テンポ良くストーリーを進める事ができます。PCE−SCDの他にMD、SFC、SS、PS(※SS版とPS版は2とのカップリング)などにも移植されています。

<操作方法>
 方向キー・・・パーティーの移動や、コマンドを選択します。
 SELECTボタン・・・使用しません。
 RUNボタン・・・スタート。
 1ボタン・・・コマンドの決定や、メッセージを送る時などに使用します。
 2ボタン・・・メニューウィンドウの呼び出し、キャンセルに使用します。

<ストーリー>
 はるか昔、いや、もしかしたら遠い未来のことかもしれない。とにかく言えることは、「イセルハーサ」と呼ばれる、豊かな自然に恵まれた世界があり、そこに自然の恩恵を受けながら生活する人々が住んでいるということだけだった。大小いくつもの島々、島大陸、そしてそれらをとりまく青く美しい海によって形成される世界にはファーレーン、ウォンリーク、ラヌーラ、ソルディス、モレストンの5つの国があった。

 イセルハーサのほぼ中央に位置するロンウォール島と、それよりはるかに小さいサースアイ島から成るファーレーン王国は、国土が狭いこともあって、これといった特産物のない貧しい国だった。しかし、そこに住む人々は少々の貧しい生活をものともせず、心優しきアスエル王の統治のもと、平和な日々を過ごしていた。

 ところがある晩、予告なしの異変が首都ルディアを襲った。モンスターたちが大挙して城に攻め込んできたのだ。突然の夜襲の上、何故か城門のかんぬきが外されていたため、モンスターたちはたやすく城内に侵入、兵士たちと戦闘になる。今までモンスターなど見たこともない兵士たちは、驚きとまどい、しばらく混戦状態が続く。しかし、夜が明けるころにはモンスターの勢力が衰えはじめ、ついには追い払われてしまう。重大な危機を脱し、人々は歓喜するが、それはすぐおさまってしまう。国王アスエルがモンスターに殺害されたと知らされたからである。

 この時、世継ぎのセリオス王子は、わずか6歳。ただ一人アスエル王の最後をみとったという側近のアクダムは王から摂政に任ぜられたと言い、セリオス王子が16歳の誕生日に王位継承するまでファーレーンの政務を行うと宣言する。

 そして王子は、王位継承の時まで、サースアイ島のエルアスタの町で養育されることになった。

 それから約10年の歳月が流れた。

2005年11月03日

PCE−SCD『スチーム・ハーツ』

1996年3月22日発売/テイジイエル販売/8,800円(別)/STG
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<ゲーム内容>
 1994年3月に戯画から発売されたパソコンゲームの移植作品。後日、セガサターンにも移植された。ウイルスを中和するための方法がHなので、ステージクリア後のおまけビジュアルが目的になりがちな弾避け縦スクロールシューティングゲーム。18歳以上推奨作品。スタート時に「ブロゥ」(男性型エンヴリオ)か「ファラ」(女性型エンヴリオ)のどちらかを選択できる。

<操作方法>
 方向キー・・・上下左右斜めそれぞれの方向に対応して自機が動きます。
 SELECTボタン・・・使いません。
 RUNボタン・・・ポーズをかけます。
 1ボタン・・・ショット。弾を撃ちます。
 2ボタン・・・ブースト。一時的に自機を加速させます。

<STORY>
 ”クァン型浸透性ウィルス”に侵されつつある惑星のウェスティナ。ニルヴァーナ・プロトを始めとする、惑星を管理していたマスターエンヴリオ達は暴走し、ウェスティナは、荒廃の一途をたどっていた。

 生まれながらに抗体を持つ唯一のエンヴリオ、ブロゥとファラは、自らの体から抗体を抽出し、他のエンヴリオに移植する技術を開発した。

 ウィルスに侵されたエンヴリオ達を治療するために、惑星ウェスティナを救う為に、ブロゥ達は飛び立った。

<裏技>
[最強のウェポン]・・・タイトル画面で、上、セレクト、1、2ボタンを同時に押しながらランボタンを押す。そして、ボタンを押し続けたまま、ゲームレベル、スタートステージ、使用キャラを決定すると、最強のウェポンでゲームがプレイできる。

2005年10月24日

PCE−SCD『スロット勝負師』

1995年4月28日発売/日本物産/8,500円(別)/TBL(パチスロ)/1人用
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<ゲーム内容>
 安藤有理、高原愛美、新堂有望、高野ひとみ、岡崎美女、有森麗、佐々木優、麻丘みるく、藤村真澄、藤田リナ、絵崎あずみ、本木まり子、憂木瞳といった13人のセクシーアイドルが出演するパチスロゲーム。パチスロ台には、アレックス2、クラブ・トロピカ、ブライガール、ニューデルサーRなどがあり、また9リール台には、ラック・パコパコ、ラック・97、スペース9、スーパーオウルズがあります。ゲームモードは、「STORY MODE」と「TRAINING MODE」の2つ。

<操作方法>
 方向キー・・・移動、項目の選択
 SELECTボタン・・・ロード
 RUNボタン・・・ゲームスタート時
 1ボタン・・・各項目の決定
 2ボタン・・・ホールを抜ける

<ストーリー>
 俺はパチスロで生計をたてる自称プロ。

 ある日、いつものように大勝ちして家に帰り、テレビを見ていた。すると突然、辺りが真っ白になり・・・・・・・・・
 

 目の前に見たこともない景気が広がった。海に浮かぶ9つの島と、微かに聞こえるスロットの音・・・・・・。どうやら、こいつは夢らしい。それとも神が与えた試練なのか?いずれにしてもここから抜け出すには俺の本領を発揮する必要がありそうだ。持ち前のテクニックと強運を引っ提げて、挑戦しよう!

<裏技>
[隠しグラフィック]・・・タイトル画面で「STORY MODE」にカーソルをあわせる。ランボタンを押した後、すぐに上、セレクトボタン、1ボタンを押す。すると隠しグラフイックが堪能できる。また同様に上、セレクトボタン、2ボタンで別のグラフィックが堪能できる。

2005年09月19日

PCE−SCD『ウィザードリィ5』

1992年9月25日発売/ナグザット/7,400円(別)/RPG(3D)/1人用
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<ゲーム内容>
 『ウィザードリィ』シリーズ第5弾。サブタイトルは、「HEART OF THE MAELSTROM」。PCエンジンで発売された1〜3のデータから転送も可能。

<操作方法>
 方向キー・・・カーソルの移動、パーティーの進む向き
 SELECTボタン・・・セレクト画面の呼び出し
 RUNボタン・・・ゲームスタート、キャンプをはる
 1ボタン・・・コマンドの決定、前進する、ドアを開ける
 2ボタン・・・コマンドのキャンセル

<プレストーリー>
【ウィザードリィ5】
 リルガミン―――ここは異界と現界のちょうど接点に位置する街。

 そして、この街の地下迷宮の奥深い場所には異界との結び目が存在する。

 リルガミンの住民は、この結び目を通って出現してくる邪悪なる者たちを封じ込める大切な役割をもった選ばれし民。

 中でもゲートキーパーは、その結び目を封じる宝珠を操り、結び目に結界を張る大切な任務を持っていた。

 しかしある日、ゲートキーパーの従者であった魔女ソーンの裏切りで、ゲートキーパーは宝珠とともに結び目の奥深い場所に閉じ込められてしまった。

 魔女ソーンは結び目を開き、現界に邪悪なる者たちを送り出そうとしている。そして、邪悪なる者たちの支配者として、現界を牛耳ろうとしている。

 現界は今まさにその危機に瀕していた。

 はやく宝珠を取り戻し、ゲートキーパーを助け出さなければ、リルガミンはおろか現界は邪悪なる者たちに蹂躙され、ソーンに支配されてしまう。いや、それだけですめばよいが・・・・・

 急げ勇者たちよ!地下迷宮深く閉じ込められたゲートキーパーの元へ。

2005年09月18日

PCE−SCD『ウィザードリィ3・4』

1994年3月4日発売/ナグザット/8,400円(別)/RPG(3D)/1人用
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<ゲーム内容>
 『ウィザードリィ』シリーズの3と4が楽しめるカップリングソフト。3のサブタイトルは、「LEGACY OF LLYLGAMYN」。4のサブタイトルは、「THE RETURN OF WERDNA」。

<操作方法>
 方向キー・・・カーソルの移動、コマンドの選択、パーティーの進む向き
 SELECTボタン・・・セレクト画面の呼び出し
 RUNボタン・・・ゲームスタート、ステータスのオンオフ
 1ボタン・・・コマンドの決定、前進する、ドアを開ける
 2ボタン・・・コマンドのキャンセル、キャンプをはる

<バックストーリー>
【ウィザードリィ3】
 領土拡大のための争い、失われた魔よけの奪還、そして、ニルダの杖の探索と、リルガミンは幾多の歴史を経て、長期にわたる平和と繁栄の時代を迎えていた。血塗られた過去は、人々の心の中から忘れ去られ、偉大なる冒険者たちの伝説のみが、人々の口から口へと受け継がれていた。住民たちは、この神から与えられた至福の時が、未来永劫にわたって約束されたものであると信じて疑うことさえもなかったようだ。

 しかし、その至福の時が失われるのは、あまりにも突然の出来事であった。

 リルガミンの豊かな漁場として栄えるアルシビアの植民島が、大津波によって崩壊したのをきっかけに、リルガミン周辺は、史上類を見ない天変地異に襲われ、壊滅状態にまで陥ってしまったのだ。繰りかえし起こる災害・・・。尊い生命の消失・・・。

 賢者たちは、占星術、呪術などさまざまな方法を用いて、その原因究明にあたったが、解決の糸口もつかぬままであった。もはや、神はリルガミンの民を見捨てたのか。

 人々が憂い悲しみにふけっている時。ある一人の賢者がこう言った。「巨竜ル’ケブレスが住む魔窟の深くに、森羅万象の理を写す”神秘の宝珠”があるという。その宝珠のみが、我々を救ってくれる最後の頼みであろう」と・・・。さっそく、この魔窟への侵入を試みる冒険者たちが招集され、”神秘の宝珠”の探索が開始されたのだが・・・。


【ウィザードリィ4】
 遥かなる昔、狂王トレボーの君臨するころ、リルガミンでは一つの大きな事件が巻き起こった。リルガミンの平和と繁栄を守る”神秘の魔よけ”が、魔術師ワードナの手によって奪われ、地下迷宮の奥深い場所へと持ち去られてしまったのだ。トレボーは近隣の国々から勇敢なる冒険者たちを集め、莫大な費用と多くの犠牲者を払って、無事この魔よけの奪回とワードナの抹殺に成功。その後、このいまわしい過去を抹消し、二度と同じ繰り返しのないよう、この地下迷宮の奥深い場所にワードナの遺体を安置し、悪の魔術師の墓場として人々に見せしめたのだ。そしてさらに、何人もこの迷宮に侵入することのできぬよう、迷宮内を複雑に改造し、屈強な男たちを集め警備にあたらせ、その家系代々にわたってこの任務を遂行するよう命じたのだ。

 遥かなる時を経て、リルガミンでは、その風習が今もなお掟として強く残っていた。なぜ、トレボーが死してなお、この迷宮にこだわるのか、その理由は誰も知らされぬまま・・・。

 しかし、ついにその謎が解き明かされるときが訪れた。

 ”遥かなる時を経て、長い戒めより解き放たれた邪悪なる生命の復活。再び暗黒の世に蘇りし、呪われた魂の鼓動。”迷宮の真の支配者が、多くの魔物とともに、長き眠りより目覚めたのだ。これこそが、狂王トレボーの予期した、最悪なる結果なのであろうか?そして、ワードナはいったい何を目的に、何処を目指すのであろうか?