1991年7月1日発売/SNK/21,000円(別)/RCG/1人用/46M
<ゲーム内容>
「ワールドグランプリ」、「ストーリー」、「通信対戦」といった3つのゲームモードが用意されている3D視点のバイクレースゲーム。対向車とギリギリのところでかわしたり、障害物にふっ飛ばされたり、スピード感を味わいながらのレースが味わえる。NCD版(1995年5月26日/4,800円(別))も発売された。
<操作方法>
【WGP編】
8方向レバー・・・バイクの操作に使用します。
セレクトボタン・・・ポーズに使用します。
スタートボタン・・・ゲーム開始に使用します。
Aボタン・・・アクセルに使用します。
Bボタン・・・ブレーキに使用します。
Cボタン・・・一定速度に達するとターボが使えます。ただし、決められた回数だけです。
Dボタン・・・このゲームでは使用しません。
【ストーリー編】
8方向レバー・・・コマンド、バイクの操作に使用します。
セレクトボタン・・・ポーズに使用します。
スタートボタン・・・ゲーム開始に使用します。
Aボタン・・・コマンド決定、会話の送り、レース時のアクセルに使用します。
Bボタン・・・コマンド解除、レース時のブレーキに使用します。
Cボタン・・・主人公の情報表示、レース時のターボに使用します。
Dボタン・・・このゲームでは使用しません。
<ストーリー>
レーシング・ライダーをめざす一人の若者。レーサーとして世界の頂点に立つ事が、かねてからの夢だった・・・。
財閥一族の一人息子の彼は、父と激しく対立していた。自らの夢を追い続ける彼の姿を、父はけっして認める事はなかった。彼は口論のすえ、その父のもとを飛び出した。もちろん、レーサーへの夢を実現するために。
勘当同然で家を出た彼は唯一の理解者義母の援助を得、隣街のマンションで自活を始める。父に奪われた愛車ドゥカティの代わりとなるマシンを捜しに街へ、彼はそこで一軒のバイクショップを見つけた・・・。
もちろん、フル・チューンナップされた彼のドゥカティと同じマシンを買うほどの余裕はなかった。バイク屋の片隅に置かれた1台の国産レーサーレプリカ、彼はそのマシンを手に入れる事にした。
「走るんなら、俺がいい所へ案内してやるよ。」
さっそく、気のいいバイク屋の親父にS峠という所へ案内される。
「ここは、走り屋達の賭レース場さ。よかったらひとつ試してみるかい。」
彼は二つ返事でこの街道レースに挑戦した。バイクの腕を磨きながらの資金を稼ぎ出す、一石二鳥だと思った。
待ち受ける強豪ライダー達、暴走族、峠の狼、そして死神・・・。エクゾーストノイズが谺し、激しいバトルが繰り返えされる。勝負に一喜一憂するライダー達、彼も幾度かのレースを経験し確実にその腕を上げていった。賭賞金をもとにチューンナップしたマシンもポテンシャルを上げ、理想の姿へと近付きつつあった。
そんなある日、No.1ライダーと噂される高中の名前を耳にする。時折り現れ、峠のライダー達を喰いものにするストリート・キラー。彼は、自分の腕を試すために高中という人物を捜しだし勝負を挑もうと決心した・・・。