2015年05月19日

SFC『鬼神童子ZENKI 烈闘雷伝(バトルライデン)』

1995年8月4日発売/ハドソン/9,800円(別)/ACT/1人用
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<ゲーム内容>
 月刊少年ジャンプで連載されていた同名漫画のゲーム化。5面×4エリア構成の横スクロールアクションゲームで、各面の最後にはボス(猛流、竜貴妃、炎十郎、剛角、死颶魔)が待ち構えている。童子の時は基本的なアクションが、鬼神の時は必殺技各種が使える。

<操作方法>
 十字ボタン・・・移動
 セレクトボタン・・・タイトル画面でモードの選択
 スタートボタン・・・ゲームスタート、デモカット
 Aボタン・・・決定
 Bボタン・・・ジャンプ、空中回転
 Xボタン・・・ルドラ
 Yボタン・・・攻撃
 Lボタン・・・バックステップ(ダッシュ)
 Rボタン・・・ダッシュ(バックステップ)

【必殺技】
 紅蓮撃・・・Yボタン連打
 裂風竜・・・上+Yボタン
 雷撃破・・・Yボタンを一定時間押してから右
 金剛角魔破・・・右を押してから右+Yボタン
 金剛角雷光牙・・・Yボタンを一定時間押してからはなす
 ルドラ・・・Xボタン

<バックストーリー>
 日本最大の呪術者と呼ばれた役小角は鬼神を使役し、この世の邪悪と闘ったという。朱き鬼神と恐れられた前鬼は、その力で世を平穏へと導いた後、小角によって石碑に封印され、役咒法堂にて永い眠りについた。再びこの世に禍いが現れるその日まで・・・。

それから一千年の歳月が流れて――。

 異変は役咒法堂で起きた。封印されていた”憑依の実”が奪われ、憑依獣が現れたのだ。憑依の実とは、人間の欲望や邪悪な心にとりついて特異な能力を与え、とりついた人間の邪心をすべて吸い尽した時、実が孵化して憑依獣となるのである。

永く深い眠りの淵より、鬼神復活。

 その時、小角の子孫である役小明は、襲い来る憑依獣を倒すため最後の手段に出た。伝説の鬼神を甦らせるべく、護法輪具を以て咒を唱えたのだ。護法輪具は、小角の後継者の証しであり、また前鬼の姿を童子から鬼神へ、鬼神から童子へと変化させ、使役するための重要な道具でもある。一瞬の静寂の後、激しく石碑が砕け散り、雄叫びとともに一千年の歳月を越え、ついに前鬼は復活した。しかしそれは、大いなる禍いの序章でもあった―。

竜皇塚の結界に近づく5つの影。

 それは不吉な夢だった。竜脈を封じた竜皇塚の結界を怪しい5つの人影が解こうとしているのだ。竜脈には、この世の覇者となれるほどの大いなる力の源が宿っているといわれている。炸裂する光に阻まれ、結界を破ることができないまま5人は去っていくが、夢にはまだ続きがあった。竜脈のある富士の山が燃え、人々が逃げ惑っている。小明は恐ろしい光景に思わず飛び起き、それが小角からの警告であることを知る。そして鬼神とともに、富士へと向かうのだが―。

<裏技>
〔ステージセレクト〕・・・タイトル画面で、CONFIGを選ぶ。カーソルをMUSICに合わせて、009、003、006、009の順番で音楽を聞く(最後まで聞く必要はない)。EXITでタイトル画面に戻してゲームを始める。ポーズをかけて、Lボタン・Rボタン・Xボタンを同時に押す。すると数字が表示されたブロックが並んだ画面になるので、好きなステージを選ぶことができる。

2015年05月06日

SFC『GHOUL PATROL(グール・パトロール)』

1995年5月26日発売/ビクターエンタテイメント/8,800円(別)/ACT/1〜2人用
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<ゲーム内容>
 ズィーク(男性キャラ)またはジュリー(女性キャラ)を操作し、マップ内を探索して捕虜を救出するのが目的のライフ制アクションゲーム。2人同時プレイ可能。武器の使い分けやアイテムの回収具合次第で、難易度に影響を与える。各ステージをクリアするとパスワードが表示され、続きからプレイできる。

<操作方法>
 十字ボタン・・・キャラクターの移動
 SELECTボタン・・・アイテムを使う
 STARTボタン・・・ゲームの一時停止
 Aボタン・・・武器を一巡する
 Bボタン・・・ジャンプする
 Xボタン・・・滑り込む
 Yボタン・・・武器を発射する
 Yボタン+十字ボタン・・・走る
 Rボタン・・・アイテムを切り替える

<ストーリー>
 幽霊や悪魔の展覧会を見に市立図書館にやってきた君と親友のジュリー。そこで君が見つけたものは古ぼけたトランクの中に眠っていた一冊の本だった。それは古代の霊について書かれた本だという。自慢じゃないが、好奇心は人一倍強い君。本を開けて最初のページに書かれていた秘密の呪文を唱えてみた・・・ すると突然部屋全体が揺れ始め、本の中から恐ろしげな牙をむいた悪霊が飛びだしてきたのだ。

 今やこの悪霊の親玉は唸り声をあげながら、卑怯な子分どもを操って、好き勝手にメトロポリスを荒らしまわっている。そして自分達の思い通りに過去を書き換えようと、歴史の本にその悪の手を伸ばしつつあるのだ。

 恐怖の悪霊を元通り呪文の本のなかに閉じ込め、この狂気の軍団を阻止できるのは、君とジュリーしかいない。出動だ!グール・パトロール!

2015年04月17日

SFC『ギャンブル放浪記』

1996年3月22日発売/バップ/8,500円(別)/TBL/1〜4人用
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<ゲーム内容>
 7つのギャンブル(スロットマシン、競馬、丁半、チンチロリン、ポーカー、ブラックジャック、神経衰弱)で誰よりも多くお金を稼ぎ、ゴールした最終金額で一番になる事が目的のボードゲーム。最大4人まで参加できる。3種類(「ギャンブルシティー」、「グリーンアイランド」、「うちゅうくうかん」)のマップと8人のプレイヤーキャラクターが用意されている。

<操作方法>
 十字ボタン・・・コマンド選択、カーソルの移動、持ち金の確認
 セレクトボタン・・・使用しません。
 スタートボタン・・・ゲームのスタート
 Aボタン・・・決定ボタン
 Bボタン・・・キャンセルボタン
 Xボタン・・・ミニゲーム(ギャンブル)でのみ使用
 Yボタン・・・ミニゲーム(ギャンブル)でのみ使用
 Lボタン・・・使用しません。
 Rボタン・・・使用しません。

2015年03月24日

SFC『実況ワールドサッカー PERFECT ELEVEN(パーフェクトイレブン)』

1994年11月11日発売/コナミ/9,980円(別)/SPT(サッカー)/1〜2人用
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<ゲーム内容>
 コナミの実況サッカーシリーズ第1弾で、リアル志向なサッカーゲームが楽しめる。スーファミでは続編も発売された。全部で24ヶ国の出場チームがあり、「オープンゲーム」、「インターナショナルカップ」、「ワールドシリーズ」、「アジアリーグ」、「P・K」、「トレーニング」、「シナリオモード」、「オプション」、「データロード」といったゲームモードが用意されている。

<操作方法>
 十字ボタン・・・プレイヤーの移動。ボールのカーブ。フリーキック、コーナーキック、ゴールキックの矢印を操作。
 Aボタン・・・十字ボタンを押した方向にフライのボールをキック。十字ボタンを押した方向にセンタリング。リフティング(ボールキープ)。
 Bボタン・・・十字ボタンを押した方向にパス。リフティング(ボールキープ)。
 Xボタン・・・シュート。
 Yボタン・・・ダッシュ。
 Lボタン・・・設定した作戦を実行します。
 Rボタン・・・選手のカーソルチェンジ。

2015年02月10日

SFC『祇園花』

1994年12月16日発売/日本物産/7,980円(別)/TBL(花札)/1〜4人用
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<ゲーム内容>
 「すごろくモード」および「こいこい」、「花合わせ」、「おいちょカブ」といった3つの花札ゲームが収録されているテーブルゲーム。すごろくモードは、1人用の「バトルモード」(8文字のパスワードによって続きからプレイ可)と、2人〜4人用の「パーティーモード」から選択できる。プレイステーションでも同シリーズの1と2が発売された。

<操作方法>
 十字ボタン・・・カーソルの移動
 セレクトボタン・・・すごろくモードでのパスワード表示
 スタートボタン・・・ゲームスタート時/画面の進行/キャラクター選択時におけるランダム決定
 Aボタン・・・決定/ルール設定時、内容変更(数値↑)/サイコロ決定(すごろくモード)
 Bボタン・・・キャンセル/ルール設定時、内容変更(数値↓)
 Xボタン・・・キャンセル/ルール設定時、内容変更(数値↓)
 Yボタン・・・決定/ルール設定時、内容変更(数値↑)/サイコロ決定(すごろくモード)
 Lボタン・・・ルール設定時の画面スクロール(左右)
 Rボタン・・・ルール設定時の画面スクロール(左右)
※Lボタン、Rボタン、セレクトボタンを押しながらスタートボタンを押すとリセットされる。

2015年01月19日

SFC『テトリス武闘外伝(テトリスバトル外伝)』

1993年12月24日発売/BPS/8,000円(別)/A・PZL/1〜2人用
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<ゲーム内容>
 ハロウィン、ミルルン、シャーマン、アラジン、プリンセス、ビット、ニンジャ、オオカミオトコといった8人のキャラクターが用意されている対戦型テトリス。1人用の場合は、それぞれのキャラクター毎にストーリーが展開される。キャラクター毎に異なる4段階の必殺技を持っていて、クリスタルが入ったブロックを揃える事によって使用できる。センターネクストボックスに次のブロックが表示されるが、共有なので、駆け引きによって自分が取ったり、相手に取らせたりする事ができるのが特徴。ゲームモードは、クリスタルブロックの出る「バトリスモード」、ラインを消すと連鎖が起こる「レンサモード」、クリスタルブロックが出ない普通の「テトリスモード」の3種類から選択できる。

<操作方法>
 十字ボタン・・・項目の選択、キャラの選択、左右でブロック移動、下で落下、上で必殺技(クリスタル必要)
 セレクトボタン・・・オプション画面で使用。
 スタートボタン・・・ポーズ(キャラや技紹介)、ポーズ解除
 Aボタン・・・ブロックの右回転
 Bボタン・・・ブロックの左回転

2015年01月06日

SFC『DEAD DANCE(デッド・ダンス)』

1993年3月26日発売/ジャレコ/9,700円(別)/B・ACT/1〜2人用
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<ゲーム内容>
 4人の戦士から好きなキャラクターを選び、それぞれの立場に沿ったストーリーが楽しめる対戦格闘アクションゲーム。対戦前の各キャラクターの派手な肩書き、ラウンド前や勝利ラウンド後のセリフ、フィニッシュシーンのインスタントリプレイ機能、3人倒すごとに最大4段階レベルアップする必殺技、復活の呪文(6桁のパスワード)のコンティニュー、(一部キャラは)前溜め斜め後ろの必殺技などが用意されている意欲的な作品。

<操作方法>
 十字ボタン・・・プレイヤー移動(前進、後退(防御)、垂直ジャンプ、斜め後ろジャンプ、斜め前ジャンプ、しゃがみ)
 スタートボタン・・・ゲームスタート、ポーズ
 Aボタン・・・キック系攻撃(大)
 Bボタン・・・キック系攻撃(小)
 Xボタン・・・パンチ系攻撃(大)
 Yボタン・・・パンチ系攻撃(小)

<ストーリー>
 人々は長い安息の日々に戦うことを忘れていた。
そんな200X年世界の全てを巻き込んだ大戦が勃発した。
戦火は法や秩序、人の心をも焼きつくし強き者しか生きられぬ時代へと移っていった。
 この狂った時代に「格闘神」と名乗る男が地上を我ものにするべくあらゆる都市や人々を
恐怖の力で支配してゆき、地上の全てを握るのもあとわずかであった。
 そして格闘神の塔はいつの日から入った者は生きて戻ることのできない死の塔(デスタワー)と呼ばれ、
その巨大な墓標のような姿は人々の恐怖の象徴となっていた・・・。
もはや格闘神の侵攻の前に人々は希望を失いかけていた。
 しかしこの強大な「格闘神」に立ち向かう4人の戦士がいた。
翔(ショウ)・ザジ・琴乃(コトノ)・ヴォルツの4戦士がそれぞれの思いを胸に秘め、
荒野を突き進みデスタワーへと向かっていた。
だが、塔の扉を開けるに必要な鍵は4本、そして塔へ入れる者はただ1人・・・
4人の戦士は互いの熱き思いと塔への鍵をかけて、いま激しく燃え上がる。

2014年11月24日

SFC『ゴン』

1994年11月11日発売/バンダイ/8,800円(別)/ACT/1人用
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<ゲーム内容>
 田中政志原作の同名漫画を題材にしたアクションゲーム。大自然を舞台にゴンが自由自在に動き回る。体力メーターは表示されておらず、ダメージを受けた時に見せるゴンのイライラした表情が頂点に達するとゲームオーバーになるファジー要素も(ただし、その直前は危機感ある音楽に変わり、プレイヤーに間接的に伝達する仕組みになっている)。2Dアクションの他に3Dアクションやボーナスステージも用意されている。4桁のパスワードで、ステージコンティニュー可。

<操作方法>
 十字ボタン・・・ゴンの移動、右方向ダッシュ(右ボタン2回押し)、左方向ダッシュ(左ボタン2回押し)、敵からの脱出、あばれる(左右ボタン連打)、急ブレーキ(ダッシュ時にダッシュと反対方向の十字ボタンを押す)
 Aボタン・・・ヘッドバット攻撃
 十字ボタン右(左)2回+Aボタン・・・ぶっとびヘッドバット攻撃
 Bボタン・・・ジャンプ、はばたき(連打)、2段ジャンプ(2回押し)
 十字ボタン下+Bボタン・・・穴掘り
 Bボタン2回押し+十字ボタン下+Aボタン・・・急降下ヘッドバット攻撃 ※特定の場所で穴を掘ることもできます。
 Yボタン・・・しっぽ攻撃、連続しっぽ攻撃(連打)
 Lボタン、Rボタン・・・かみつき攻撃(同時押し) ※ただし連続して攻撃するとゴンが疲れてしまいます。(最初のボーナスステージで)りんごを食べる。

<ゴン ザ ワールド(GON THE WORLD)>
わがままでパワフルな恐竜・ゴンがくりひろげる痛快アクションゲームです。
ゴンの世界に言葉はいりません。リアルな大自然の中を好きなようにどんどん進んでください。途中で出現する敵も、これまたリアルなアナコンダやサバンナヒヒ、アフリカゾウにホオジロザメなど。飛んだり、かみついたり、好き勝手にゲームを楽しんでください。
背景となる大自然は、突然強風が吹いたり、冷たい氷が体を凍らせたり、崖崩れがあったり、いろいろな表情を見せます。また、ゴンは岩を壊したり、地面に穴を掘ったり、氷壁を壊したりして、近道や新しい道を見つけることもできます。
途中のステージにはちょっと一息つけるサブゲームも。
さあ、ゴンの世界のスタートです!

2014年08月07日

SFC『ザ・グレイトバトル2 ラストファイターツイン』

1992年3月27日発売/バンプレスト/8,200円(別)/ACT/1〜2人用
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<ゲーム内容>
 『ザ・グレイトバトル』シリーズの第2弾。スーパーファミコンでは5作までシリーズ化された。2人同時プレイ可能なライフ制横スクロールアクションゲームで、パスワードによって続きからプレイ可。SD化されたガンダムF91、ライダーRX、ウルトラマングレート、ファイターロアの4人から好きなキャラクターを選べ、2人同時プレイの場合は合体攻撃もできる。説明書の最後にパスワード表付き。

<操作方法>
 十字ボタン・・・上下左右の移動/左右を続けて2度押すと走る
 セレクトボタン・・・キャラクターチェンジ。
 スタートボタン・・・ポーズ
 Aボタン・・・パンチ/倒れた相手を持ち上げる/押し続けて強力パンチ/アイテムを取る
 Bボタン・・・キック/アイテムを投げる/走りながら押してスライディング
 Xボタン・・・特殊攻撃
 Yボタン・・・ジャンプ/組んだとき相手を投げる
 Lボタン・・・特殊攻撃レベルのダウン
 Rボタン・・・特殊攻撃レベルのアップ

2013年10月28日

SFC『豪血寺一族』

1994年10月14日発売/アトラス/10,500円(別)/B・ACT/1〜2人用
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<ゲーム内容>
 アーケードから移植の対戦格闘アクションゲームの1作目(現在は7作品のシリーズがリリースされている)。2段ジャンプや前ダッシュ、後ダッシュなどにより、横だけでなく縦(高さ)も広いのが特徴。また、キャラクター同士に血縁関係があったり、独特の個性や必殺技など強烈なインパクトを醸し出している。使用できるキャラクターは8人。ストーリーモード、VSモード、ライフアタックモード、プラクティス1モード、プラクティス2モード、カラオケモード、オプションなどのゲームモードが用意されている。

<操作方法>
 十字ボタン・・・各モードの選択、プレイヤーの移動
 SELECTボタン・・・使用しません
 STARTボタン・・・ゲームスタート、ポーズ、ポーズの解除、途中参加
 Aボタン・・・強キック
 Bボタン・・・弱キック
 Xボタン・・・強パンチ
 Yボタン・・・弱パンチ
 Lボタン・・・使用しません
 Rボタン・・・使用しません

<プロローグ 〜 tales of goketsu 〜>
時をさかのぼること165年前・・・・・・・・・・・・
剣豪としてその名を江戸の世にとどろかせている一人の武士がいた。
男の名は野牛十兵衛。
剣の達人と恐れられた彼であったが、「無類の女好き」という裏の顔があり、
無数の武勇伝と共に多くの子孫を残していった。
その中のたったひとつの血筋が、後の世において恐ろしく強大な存在となるのである・・・・・・。
ある時、武者修行の旅先で、一人の娘と激しくもはかない恋におちてしまう。
四季が過ぎ、二人の間に男の子が生まれた。
十兵衛は丈夫そうな子供であることを見届けると、
名前もつけないうちに再び修行の旅に出てしまう。
残された母親は、夫「十兵衛」から一文字とってその子に「新十郎」と名づけた。
・・・・・・野牛という姓こそ名乗れぬ母子であったが、・・・・・・
雄々しく成長する新十郎に、母は父親「十兵衛」のことを聞かせる決心をする。
”世に名高き剣豪の血が自分にも流れている”
新十郎はこのことを何よりも誇りとして生きていくようになる。
やがて母がこの世を去り、父・十兵衛も他界したことを風の便りに聞く。
さすがに傷心の日々が続いたがそんな折り、新十郎に突如縁談が舞い込んでくる。
相手はお菊という娘で、二人は八人の子宝に恵まれ幸せな人生を送っていく。
幾度もの春が訪れ、秋が過ぎ、時代は江戸から明治へと移っていった。
新十郎69歳。すべての人に名字を持つことが許されることになる。
父のことを誇りに生きている新十郎は、
「我が一族は、剣豪の血筋を受け継ぐ一族也」
との意義を込めた名字を考えた。

”豪血寺”!!


この豪血寺の文字が表すとおり、家訓の真髄は力と血筋を賛美することにあり、
その血筋が弱者へと継承されることを忌み嫌った。
新十郎の残した姓と家訓は更に強い血筋が受け継がれていくことを託したものであった。
豪血寺三代目頭主”お志摩”が掘り当てた埋蔵金と油田の力で、
豪血寺家は世界三大財閥のひとつに数えられるまでになっていた。
この結果、財産目的の、己の欲望のためだけに頭主の座を狙うものが
かなり増えていくこととなる。
怪しげな呪法を研究する者、ひたすら体を鍛えあげる者、
伝統武術を習得しようとする者などなど・・・・・・
余りにも頭主の座を狙う者が多く、業を煮やしたお志摩は一族すべてに対して通達した。
「この度、豪血寺家主催の格闘技大会を挙行することに決定した。
この大会で優勝した者には、豪血寺家頭主の座をその日から五年間与えるものとする。
また、その期間が終了すると同時に、再び頭主の座を賭けて格闘技大会を行うこととする。」
大正の世が終わり、時代は昭和を迎えようとした時、
血で血を洗う頭主の座獲得のための格闘技大会が始まったのである。
そして、現代・・・・・・・・・・・・