


<ゲーム内容>
レベルの概念が無い為、敵と戦う必要がないアクションRPG。プレイヤーキャラクターは3人(きし、おんなせんし、かくとうし)から選択可。自由度は高い反面、大雑把なアイテム効果も。敵以外は攻撃しないように注意。パスワードによって続きからプレイ可。
<操作方法>
【通常モード】
十字ボタン・・・マップ上の移動
セレクトボタン・・・使いません。
スタートボタン・・・ポーズ(一時停止)(もう一度押すと解除)
Aボタン・・・攻撃
Bボタン・・・コマンドモードに入ります。
【コマンドモード】
十字ボタン・・・カーソルを移動させます。
セレクトボタン・・・オプション・メニューを呼び出します。
スタートボタン・・・使いません。
Aボタン・・・コマンドを決定します。メッセージ表示時には、メッセージを送ります。
Bボタン・・・コマンドモード解除(通常モードに戻ります)
<ベース・ストーリー>
その昔、アルバレスと呼ばれた地には統治する王はおらず、少数の人々がお互いに不安と疑いをいだいて暮らしていた。
怪物や盗賊は我が物顔にうろつきまわり、商人や旅人は安全に旅をする事もできなかった。
そんなアルバレスの地に、およそ800年前エルデンの人々が上陸した。最初、エルデンの人々はアルバレスの人々にとって、おそるべき侵略者であった。だが、エルデンの人々が怪物や盗賊を退治し、城や町の建設の仕方を教たので、アルバレスの人々は以前より安全に暮らせるようになり、長い年月の中で両者は信頼し合うようになった。やがてエルデンの王子が人々の期待と祝福を受けてアルバレスの『大いなる王(ハイ・キング)』の座につき、アルバレスは新しい王国として統一され、繁栄した。
だが、その平和と繁栄も、野蛮な遊牧民であるバーバリアン達の南から侵入で終わりをつげた。アルバレスの兵士達はよく戦ったが、バーバリアン達は手ごわく、戦いは10年にも及んだ。ついに当時の『大いなる王』ダーインは、王国をまとめるために故郷のエルデンからもたらされた三つの『神器』の一つ『メダリオン』の力を使って戦いを終わらせ、バーバリアンの長、ヘイドリックと話し合った。その結果バーバリアン達は南のガネスターの地を領土とする代わり、王座への忠誠を誓った。
こうして、ダーインは『10年戦争』を終わらせたが、長かった戦いは彼をすっかり疲れさせ、『メダリオン』を操る力を失わせた。そこでダーインは故郷での休息を決意し、幼い子供と『メダリオン』を伴ってエルデンへ向けて旅立った。20年後に戻ってくる約束を残して・・・・・・。
ダーインのいない間代理をまかされたエルデンの貴族ダリエル卿は、命令を守ろうと必死に頑張ったが彼に反感を持つ者も多く、貴族達はお互いに争うようになった。衛兵や刺客が大勢雇われ、王国は殺伐として職につけない人々が続出した。
王国中央の貴族達の協力が受けられなくなった為に国境近くの豪族達は国境を守りきれなくなってしまった。そして南部では野蛮な奇襲が度々起こり、北部や東部では怪物達が山脈を伝わって流れ込んだ。これらの侵入者達によって農地を奪われた農民達の中にはごろつきや盗賊になる者も出て、王国の混乱に拍車をかけた。安全な場所は僅かな都市と城壁の内側だけになり、孤立した農園や村落は連絡すらとれなくなってしまった。奥地は怪物や山賊に支配され、都市間の商いは海からと川からに限られて、エルデンとの海を渡っての交通はすべて途絶えた。
しかし、僅かながら城壁の影に隠れることをいざきよしとせず、自分の身を自分で守ろうとするタフな人々もいた。君の家族もそんな人々の仲間だったが、君のためにより安全で快適な暮らしを与えたいと願い、アルバレスの首都エライランにいる叔父の下に君を送り出した。
やがて、ダーインが約束した20年が過ぎたが彼はいっこうに現れず、人々の心は不安と絶望でいっぱいになった。叔父の元で暮す君の耳にも、アルバレスをめぐる悪い噂は日増しに多くなっていった。
事態を重くみたダリエル卿は王国内に残っている神器、『予言の石』と『真実の石板』を集め、その力を使ってダーインと『メダリオン』を探し出そうと会議を召集したが、ダーインから『神器』を託された者は現れず、『神器』の行方もわからなかった。ついにダリエル卿は『神器』と『大いなる王』を探し出すため、アルバレス全土から勇者を召集した。
悲しいことに君が心から愛していた叔父は去年他界した。そして君は叔父の死をきっかけに、より過酷で、しかし魅力的な冒険を通じて自分自身の力を証明するときが来たと自覚し、冒険家や旅人、そして雑多な人々の待ち合わせの場所になっているエライランの宿屋兼酒屋フロシング・スロッシュに向けて出発した。
今、君はこのよく知られた宿屋兼酒屋の2階にいるのだ。そして、今、ここから君の冒険は始まるのだ・・・・・・・・・。
続きを読む