<ゲーム内容>
同名映画を題材にした作品。プレイヤーはアンジェロ博士となって、バーチャルの世界に入り、ジョーブと戦うのが目的。アクションゲーム+ミニゲームの構成になっている。ライフゲージが一杯で点滅している間はダメージを受けてもライフは減らなかったり、弾を当て回転したポータル内に入ることによって次のステージにアクセスできるなど変わったところもある。同日にSFC版も発売された。
<操作方法>
十字ボタン・・・プレイヤーの移動/エレベーターの上下移動
セレクトボタン・・・BGMのON、OFF
スタートボタン・・・ゲームスタート/ポーズ(一時中断)のON、OFF
Aボタン・・・武器の使用
Bボタン・・・ジャンプ
<プロローグ>
LAWNMOWERMAN
それが、ジョーブのあだ名だった。世間からつまはじきにされた彼を、人々はロウンモワーマン(芝刈りしかできない男)と嘲笑した・・・・・・。しかし、そんな彼に対して、科学者のアンジェロ博士は、好意的であった。国の頭脳集団である『VSI』社の援助の元、バーチャルリアリティの研究をしていたアンジェロは、社には内緒でジョーブに知能向上の実験を試みたのだ。やがて・・・・・・
実験は成功し、ジョーブのIQはアンジェロと並ぶ程までになった。もう、人々から馬鹿にされる事はない。大喜びのジョーブだった・・・・・・。一方、バーチャルリアリティを戦争兵器としての人間を創造する事に、その利用価値を見出していた『VSI』はこれを知ると、アンジェロに実験を続けるよう要求した。ジョーブの体の安全を考えていなかった事に気付いたアンジェロは、実験を中止していたのだ。しかし、脳は発達を止めていなかった。抑制のきかなくなったジョーブはやがて自分を嘲笑していた人々を奇妙な方法で殺し始めた。巨大な力を手にした彼の前では最早、警察すら無力なモノでしかなかったのである・・・・・・