2015年04月25日

PS2『Kunoichi -忍-』

2003年12月4日発売/セガ/6,980円(別)/B・ACT/1人用
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<ゲーム内容>
 くノ一の緋花を操り、様々なアクション(殺陣、歩く&走る、カメラ操作&リセット、ジャンプ、2段ジャンプ、壁走り、ステルスダッシュ、空中ステルスダッシュ、斬り、蹴り、蹴り返し、手裏剣、八双手裏剣、分身攻撃、ロックオン、ターゲット切替、ロックオン移動、小太刀攻撃、蹴り上げ、蹴り落とし、空中蹴り、空中移動、空中連撃、忍術各種など)が楽しめる作品。PS2『Shinobi』の続編との事。

<操作方法>
 方向キー・・・メニュー選択/忍術選択
 左スティック・・・メニュー選択/移動
 右スティック・・・メニュー選択/カメラ操作
 STARTボタン・・・ポーズメニュー表示/ムービースキップ
 ○ボタン・・・決定/ジャンプ
 ×ボタン・・・決定/ステルスダッシュ
 △ボタン・・・キャンセル/蹴り
 □ボタン・・・キャンセル/斬り
 L1ボタン・・・手裏剣
 L2ボタン・・・忍術
 R1ボタン・・・ロックオン ※押したままの状態で有効
 R2ボタン・・・ターゲット切替
 R3ボタン(右スティック押す)・・・カメラリセット

<プロローグ>
古より伝わる、人の魂を食らう妖刀・・・・・・その名を『悪食』。

悪食を持つ者は、人の魂までをも支配できると言われる。

人はその偉大なる力を手に入れるために、戦い、殺しあった。

一人の忍の働きにより、忌まわしき歴史も終わりを迎えたかに思われた。

しかし、それは新たな戦いの始まりでもあった・・・・・・。

<登場人物紹介>
●緋花(ひばな)
 政府機関の指令の下、忍務を遂行するShinobi機関の女忍者=くノ一。物心つかぬうちに養女として家を出され、周囲に疎まれる失意の幼少期を過ごす。その中で、緋花は忍の技に天賦の才を発揮し、その才能を認める師・地蟲と出会う。しかし、ある事件をきっかけに己の力では抗えない宿命の中で、冷めたシニカルな「忍」として、忍務をこなすようになっていった・・・・・・。

●黒鋼(くろはがね)
 中臣財閥によって造り出された兵器。その身体はサイバネティック手術を受けており、悪食回収を実行する。

●地蟲(じむし)
 中臣財閥傭兵忍部隊のリーダー。以前は政府機関の下、緋花の上司として共に忍務を遂行していた過去を持つ。現在は中臣財閥傭兵忍部隊を率い、政府に先んじての悪食回収を命じられている。元・朧の忍でもある。

●翡水(ひすい)
 地蟲の現在の弟子であり、忠実な部下でもある。政府に一族を抹殺された娘であり、その政府と敵対する中臣側に属す。

<付録>
「朧(おぼろ)一族」
 かつて、日本国内のすべての忍を統帥した「朧」と呼ばれる忍一族が存在した。しかし、先の黄金城事件において、朧一族は壊滅。朧の当主・秀真(ほつま)は、Shinobi機関の命をうけ、事件鎮圧と首都奪還の忍務を果たした後、当主の証として代々受け継がれてきた妖刀「悪食」を残し、姿を消した。

「悪食(あくじき)」
 朧当主の血族のみが扱うことを許された「破魔の妖刀」。物を断ち斬る物理的な切れ味もさることながら、最大の特徴はその破魔の能力にある。悪食は斬りつけた敵から穢れた御霊「魄(はく)」を吸い取り、それを攻撃エネルギーに転化し、際限なく攻撃力を増していく。しかし、魄を際限なく吸い続ける結果、使い手の魄や命さえも吸い続けると伝えられる。

「有明結界網」
 黄金城事件から破滅状態に陥った東京は首都機能を失い、大阪府に臨時日本政府が発足した。臨時政府は、崩壊して残骸と化してなお強大な「咒力」を発する黄金城と、東京圏に残存する怪生物「式神」を封じ込めるため、旧政府の管理下にあった、異能の陰陽師一門・産土(うぶすな)家の巫女、産土篝(かがり)に命じて施術させたのが、巨大多層式結界「有明結界網」である。東京の主要な龍脈上の9つのポイントに施術し、その核となる封印の要には、9つに分割された「悪食の欠片」が使用された。

「結界の解除・破壊」
 陰陽師の施術した「咒符」をもとに、空間をゆがめ外敵の侵入を防いだり、逆に閉じ込めるための封鎖空間を作り出す結界。結界の奥へと進むためには、地脈に沿って配置された封印鏡を破壊し、その中に込められた「魂(こん)」をもって結界を解除する方法か、大量の「魄」をもって結界を穢して破壊する方法の2通りがある。

「Shinobi機関」
 旧政府および、臨時政府の指令のもと非合法活動を専門に扱う組織。バックアップを担当するエージェントの手配のもと、現地で実働する少数の忍を派遣し、テロの鎮圧や要人警護、暗殺などの忍務をおこなう。その存在は、一般には一切明らかにされていない。

「中臣財閥」
 巨大多国籍企業「中臣財閥」。江戸後期から、急激に勢力を拡大していった財閥である。一般には、日用品・食品・医療薬品・精密機械・重化学工業など、あらゆる業種を扱う一大コングロマリットである。しかし、裏では時の政府と繋がり、極秘裏に兵器開発に携わってきたといわれる。表立っては「式神掃討」を理由に、独自の忍部隊を有明結界に派遣するが、「有明結界網」のバランス崩壊は中臣財閥の関与があると見られている。

太刀 「現世(うつしよ)」
 政府研究機関により妖刀「悪食」を分析、その力をコピーした試作の刀。周囲の「氣」を吸収し切れ味を増すが、その威力は悪食には及ばない。そのかわり、悪食のように使い手の魂を吸い取るような、激しい「飢え」をもたない。

小太刀 「双翅(ふたば)」
 ナックルガードに手裏剣が差し込まれている。グリップ部分は、虫の羽のように優雅な曲線を描く。緋花は小太刀を旋回させることで威力を増し、特殊な近接攻撃手段として使いこなしている。初陣の際、かつての師匠、地蟲に手渡された思い出の品でもある。
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