2005年04月26日

SFC『水木しげるの妖怪百鬼夜行』

1995年12月20日発売/KSS/11,800円(別)/TBL(ボードゲーム)/1〜4人用
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<ゲーム内容>
 日本全国をまわり、妖怪たちの力を借り、より多くの霊力を集めるのが目的。タイプや属性が異なる一つ目小僧、河童、から傘、ゆきんこの4人(匹)からプレイヤーを選べる。移動は2個(0〜4)のスロットで行い、ゾロ目が出ると連続して行動を選択できるハイパー状態となる。ただしハイパー状態の時に再びゾロ目が出ると、オーバーロードとなり、スロット1個(0〜4)回数分休みになるので注意が必要だ。コンピュータの強さは5段階で、年数は最大99日。ゲーム途中で変更もできる。また各時間毎にバックアップを自動的に取ってくれるので、いつでも中断できる。

<操作方法>
 十字ボタン・・・コマンドの選択、キャラクターの移動、攻撃相手の選択。
 スタートボタン・・・ゲームスタート。
 Aボタン・・・決定、次の画面へ進む、妖怪の選択。
 Bボタン・・・取消、1つ前の画面に戻る、妖怪の選択。
 Xボタン・・・妖怪の選択。
 Yボタン・・・妖怪の選択。
 Lボタン・・・使いません。
 Rボタン・・・「まわり」コマンドで使用。

<ストーリー>
 時は1995年。

 ある日、閻魔大王のもとに、一つ目小僧、から傘、ゆきんこ、河童の4匹の妖怪が呼ばれた。

 「この頃の人間界の体たらくは何じゃ!!!」

 「はあ?」

 「強盗、誘拐、殺人にテロ。地獄よりも何倍も恐ろしいではないか。これというのもお前ら妖怪どもが、人間が悪事を働かぬように怖がらせるのを怠ったせいなのじゃ!」

 

 閻魔大王は、目を閉じ腕を組んでしばらくの間じっと考えた後、立ち上がって言った。

 「そこでじゃ。妖怪の長を選び、その者に人間界にいる妖怪のまとめ役を任せることにする。」

 「ええっ?」

 「あのお、長を選ぶなら、当然、私ですよね」一つ目小僧が一つ目の上目使いで、閻魔大王にすり寄る。

 「品性、戦闘力、他の妖怪からの人気。どれをとっても私にかなう妖怪なんていませんものねえ。」

 (ボコッ!)・・・・・・から傘が身体ごと後ろから殴った。

 「笑わせるないっ。お前の品性なんて、薄っぺらなメッキみてえにすぐに化けの皮がはがれるぜ。」

 「長たるものには気品と美しさが必要よ。せめてあたしぐらいの美貌がなけりゃねえ。」ゆきんこが割って入った。

 「何が美貌だ、このチンチクリン!」から傘が顔(?)を真っ赤にしてかみついた。

 「な、な、なんですってっ!もう一度言ってごらんなさいよっ。氷に閉じ込めて、二度と傘が開かないようにしてやるからっ!」

 たちまち取っ組み合いのけんかが始まった。

 「ええいっ!いい加減にせんかあっ!」

 見かねた閻魔大王が大声で叫んだ。

 「先が思いやられるわい。いいか、妖怪の長たるもの、腕力だけでなく仲間の信頼が必要じゃ。そこで、おまえらに宿題を与える。これから日本中を回って、各地の妖怪を仲間にして霊力を集めるのじゃ。一番多くの霊力を集めたものを妖怪の長としよっ。」

 「よし、皆の者、行くがよい。」

 

 閻魔大王が指さす地獄の扉の向こうには、広い広い人間界が広がっていた。
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