<ゲーム内容>
パソコンから移植の恋愛アドベンチャーゲーム。揺蕩う魂(たゆたうたましい)の略。解き放たれた三強と呼ばれる太転依の対決を軸にストーリーが展開される。メッセージ速度、オートモードの待ち時間、音声同期、スキップモード、自動クイックセーブ、各キャラクターの音声有無、REC(録画)などのオプションあり。また、オマケモードとしてCG鑑賞、音楽鑑賞、REC再生などが、隠し要素としてアナザーストーリーが楽しめる。選択肢が少なく、四人のヒロイン(ましろ、アメリ、ゆみな、美冬)とのフラグも立てやすい。
<操作方法>
方向パッド・・・カーソル移動
左スティック・・・カーソル移動
右スティック・・・カーソル移動
BACKボタン・・・RECモードON/OFF
STARTボタン・・・オートプレイON/OFF
Aボタン・・・決定、メッセージ送り
Bボタン・・・キャンセル、テキスト消去
Xボタン・・・システムメニュー表示
Yボタン・・・バックログ表示
LBボタン・・・Aボタンと同様(オプション&オマケ時は切り替えボタン)
RBボタン・・・スキップモードON/OFF(オプション&オマケ時は切り替えボタン)
LTボタン・・・Bボタンと同様
RTボタン・・・強制メッセージスキップ
<ストーリー>
実家の神社を継ぎ神主になるべきか、趣味を生かしバイク開発の道に進むべきか。
将来に何となく不安を抱きつつも、主人公「泉戸裕理(みとゆうり)」は友人の
「河合アメリ(かわいあめり)」、「要三九郎(かなめさんくろう)」と
創聖学院での学院生活を謳歌していた。
しかし、最上級生になる春休みのある日。学院のグラウンド拡大工事の最中、
「太転依(たゆたい)」の文字が彫られた不思議な遺跡が出土する。
偶然そこを訪れた裕理は、飛び回る小さな物の怪を見かけ、
さらにその物の怪が人に取り憑く様を目の当たりにする。
実家である八衢神社(やちまたじんじゃ)に伝わる「たゆたゆ様」の伝承から、
粗末に扱えば大変なことになるのでは....と危惧した裕理は、
神主の父や学校理事など各方面に工事の中止と遺跡の保存を訴えるも、
あっけなく一蹴。やむなくアメリ、三九郎と3人で夜の学院に忍び込み、
「御魂移し」の儀を行うことになる。
ところが、何事もなく進んでいた儀式の最中、
時間が止まり本当に神様らしきものが出現。
驚く一同に「綺久羅美守琵売(きくらみかみのひめ)」と名乗ったそれは、
「太転依という生き物の存在」と「人間と太転依の共存の夢」を告げ、
小さな女の子を残して消えてしまう。
太転依とは、人間とは、共存とは。
退屈だった裕理の日常が、一気に加速していく。
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