2006年11月19日

DC『戦国TURB』

1999年1月14日発売/NECホームエレクトロニクス/5,800円(別)/A・RPG/1人用/19ブロック
0501.jpg0501-ura.jpg

<ゲーム内容>
 らいよん惑星に墜落した少女じのちゃんが、ねこ軍の隊長になり、ねこ兵たちを率いてひつじ軍と戦を繰り広げるシュールなアクションロールプレイングゲーム。広いマップの中、フルポリゴンキャラによる多人数バトルは賑やか。3D視点で、360度移動可能。VGAボックス対応。

<操作方法>
 アナログ方向キー/方向ボタン・・・キャラクタの移動、カーソル移動、カメラの移動
 スタートボタン・・・一時停止/解除
 Aボタン・・・武器を使って攻撃、選択項目を決定、カメラのズームアップ
 Bボタン・・・会話、妖精たいにゃんの捕獲、くま・うさぎの説得、キャンセル、建物の出入り、カメラのズームダウン
 Xボタン・・・カメラモードの切り替え(近い→普通→遠い)
 Yボタン・・・戦闘中にオプション画面を開く
 Lトリガー・・・カメラ旋回(左回り)、項目切替
 Rトリガー・・・カメラ旋回(右回り)、項目切替
 Lトリガー+Rトリガー・・・マップ表示モードの切り替え、通常表示モードに戻る
※ゲーム中に、A+B+X+Yボタンを同時に押した状態でスタートボタンを押すと、リセットされ、タイトル画面に戻ります。

<ストーリー>
 じのちゃんは子どもの頃からとてもかわいい子でしたが、周囲に差別されたり、自覚なく変なことや酷いことをやりまくっていまちた。
 じのちゃんは、赤ん坊の頃、ダンボール箱に入れられて道端に捨てられていたところを、今のママに拾われました。
 ママは、周囲から偏見の眼差しを浴びながらも、じのちゃんが将来立派な人になるように願って、かわいがっていまちた。
 ある日のこと、じのちゃんは家庭教師から、なにかを教わりました。

家庭教師 「いいか、しっかり精神を集中して、おれのいうとおりにやってみな」
じのちゃん 「ぐうぐう」
家庭教師 「にゃんやんわんあーん!」


 先生が呪文を唱えると、目の前のどうぶつおうこく(ぬいぐるみ群)が、一瞬命を吹き込まれたかのようにしゃべりまくりました。

ぬいぐるみ 「はおー!」
じのちゃん 「はおー!」
家庭教師 「さあ、じのちゃん・・・」


 そのとき、ママが部屋に入ってきました。

ママ 「じの、ごはんできたわよー。先生も食べていらして」
じのちゃん 「ママー、ママー。ちょっとちょっと!みてみててみて!」
ママ 「すごいわねーみせてみせて」
じのちゃん 「あわごーあわごあわご!」
家庭教師 「い、いっかーん!いかーん!」
ママ 「キャー!」


 一瞬部屋が光ったかなと思うと、ママの体は砂のように崩れ去って跡形も無くなっていまちた。

じのちゃん 「ママー(泣)!」


 この事件の後、じのちゃんは泣きながら、町を追われるように出て行きました。



 何年か経ちじのちゃんは、宇宙を放浪しながら行く先々で、芸(泥棒・詐欺稼業(人助け))をちたり、人前で芸を披露(大道芸)したりするうち、宇宙警察や星間商人に追いかけられるようになっていきました。

 今から少し前、放浪の旅の途中、謎の男ドッパとその軍隊に襲撃されているねこぱけっと星を見つけました。
 ねこぱけっと星の住民であるねこぱけっとは、平和を愛する者たちですがすごい科学力を持っていて、それをドッパは利用しようとしたのです。
 じのちゃんはどういうわけかなんとなく、ねこぱけっと達を助けようと思いました。
 じのちゃんは、ねこぱけっとの作った強力な武器をただでもらい、ドッパの軍隊をバリバリなぎ倒していきました。ときには、助けるはずのねこぱけっとをどさくさにまぎれてうっかり殺してしまったりもしたみたいです。
 そして、いよいよドッパを追い詰めました。しかし、ドッパを狙って撃ったはずのビームが、ねこぱけっと星のコア(じゅうようぶぶん)をこわしてしまい、コアは暴走、ねこぱけっと星自体が大爆発を起こして消滅してしまいました。
 ドッパはワープして逃げ、じのちゃんも危機一髪、そのへんにあった宇宙船で脱出したのですが、爆発の衝撃でおされ、らいよん惑星に激突してしまいました。

 じのちゃんの宇宙船は、らいよん惑星にぶつかった衝撃で壊れて、地面には深い穴ができました。
 じのちゃんは衝撃と興奮で頭がくらくらしていましたが、けがとかはしませんでした。
 じのちゃんは、光に吸われて、穴の外に出てみました。辺りを見渡すとそこにはたいへんな光景がひろがっていまちた。丘の向こうに赤い丸いものが見えます。じのちゃんは、とりあえずそこに吸われてみることにしました。
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック