2012年04月27日

MD『FORGOTTEN WORLDS(フォゴットンワールズ)』

1989年11月18日発売/セガ/6,000円(別)/STG/1〜2人用
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<ゲーム内容>
 アーケードから移植の多方向強制スクロールシューティングゲーム。行く手を阻む敵を倒しながらお金を入手し、ショップでアイテムを購入し、パワーアップする事もできる。オプションで難易度(NORMAL、HARD)や、スピード(SLOW、NORMAL、FAST)、AUTO FIREの有無が変更可。アーケードタイトルは、『ロストワールド』。コンシューマーでは、MDの他にPCE−SCD、PS2、VC(Wii版)などに移植、配信された。

※6ボタンパッドでゲームをスタートさせると、いきなりゲームオーバーになるので、MODEボタンを押しながら電源を入れるか、3パッドボタンあるいは初期のMDスティックを使用してプレイする。

<操作方法>
 方向ボタン・・・戦士とサテライトを8方向に移動
 スタートボタン・・・ゲームスタート、ポーズ、ポーズの解除
 Aボタン・・・左回転
 Bボタン・・・ショット
 Cボタン・・・右回転
※AボタンかCボタンを、Bボタンと同時に押すと、回転しながらショットします。

<ストーリー>
 かつて、人族と呼ばれる種族がいた。

 彼らの文明は、その明晰な頭脳により、飛躍的な発展を遂げていた。そしていつしか、宇宙の中でも重要な地位をしめるようになっていた。彼らはダストワールドという都市に住み、その平和と繁栄は、とどまるところを知らないかのようにみえた。

 

 ゴオォォォォォ―――――――――――――ッッッッッ。

 それは突然のことだった。天地を切り裂くような響きが、人族を襲った。

 「フフフ・・・・・・人族とやら。もはや最後だ。おまえたちにあるのは、死のみ!」

 声の主は、天帝バイオスであった。破壊神にして魔の創造主であるバイオスは、彼の生み出した邪悪神たちとともに、宇宙のあらゆる文明を滅ぼしているのだった。

 「殺れ!」

 目の前の物すべてが、大きく音を立てて崩れ落ちた。人族は、その知力と武力で、最後まで抵抗を続けたものの、ついに力尽き、滅んだのである。

 

 「チッ、ひでえ所だ」

 「ここは、いったい・・・・・・」

 廃墟となったダストワールドの片隅に、ふたりの若い男がいた。その服装や、たくましい腕に持った銃からみて、彼らが戦士であることは間違いなかった。

 

 「バイオス、許すまじ!」「バイオスを倒せ!」

 

 どこからともなく、声にはならない叫びが聞こえた。それは人族の執念ともいうべきものだった。人族の無念のオーラが、戦士たちをこの地に呼び寄せたのである。

 「どうやら、オレたち、バイオスの命をいただくことになるようだな。」

 「おう、ヤツの息の根を止めてやるぜ!」

 名もないふたりの戦士たちは、走り出した。
posted by 将 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | メガドライブ(MD) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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