1987年6月12日発売/データイースト/5,300円(別)/RPG/1人用
<ゲーム内容>
勇者ヘラクレスが、地獄の魔王ハデスに囚われた美の女神ヴィーナスを救出する冒険物語。天界・地上・地獄の3ワールドが舞台。武器や防具に耐久力や傷み(減少・破損)があり、鍛冶屋で修復できる要素もある。パスワードで、物語の続きから再開できる。2がFCで、3と4がSFCで、番外編がGBで、新作がDSで発売された。
<操作方法>
十字ボタン・・・ヘラクレスの上下左右への移動に使用します。また、コマンド・ウィンドが表示されている時は、ウィンド内のカーソルを上下左右に移動させ、コマンドを選択する時にも使用します。
Aボタン・・・コマンド・ウィンドを呼び出す時に使用します。その後、十字ボタンで選択したコマンドを実行する時に、もう一度押してください。また、メッセージ・ウィンドにカーソルが点滅している時に押すと、次のメッセージが表示されます。
Bボタン・・・コマンド入力を途中でやめたい時に押すと、キャンセルできます。
<ものがたり>
―――古のギリシア。
太陽は輝き、色とりどりの花が咲き乱れる暖かな地に、人々は歌い、語らい、幸福な暮らしを送っていた。
神々は天界に住まい、地上の人々に平和な日々を与えるために、大神ゼウスのもとに集まり、世界を治めていた。
しかし、安息の日々もやがて破られることになる。
地上には美しいものを、人々には澄んだ心を与えていた美の女神ヴィーナスが、何者かにさらわれてしまったのだ。
平和な日々はついえ、世界に闇がおとずれる。地上にあふれていた光は消え去り、すべての美しいものは、そのかげをひそめた。人々は不安にさいなまされ、彼らの心はすさみはじめていった。
一方、神々は世界中を駆けめぐり、女神ヴィーナスをさがしつづけた。
やがて、ヴィーナスは「地獄の魔王ハデス」にさらわれ、「黄泉の国」で囚われの身となっていることがわかる。
大神ゼウスは一人の男を呼び寄せ、彼に告げた。
「ヴィーナスは黄泉の国へ連れ去られた。魔王ハデスを倒し、女神を救い出すのだ。」
その命令により、男は天井のオリュンポス神殿より、ギリシアの地に降り立った。
男の名はヘラクレス。
ヘラクレスは知恵と勇気にあふれ、その名は広く世界に知れ渡った強者だ。
しかし、彼の行く手に待ち受けるものは、魔物、怪物、妖怪たち。
立ちはだかる困難を乗り越え、勇者ヘラクレスの旅が始まる・・・・・・。
2010年08月26日
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