1999年10月28日発売/データイースト/6,800円(別)/ADV(トラップアドベンチャー)/1人用/12ブロック
<ゲーム内容>
研究所に仕掛けられた様々なトラップを解除し、謎を解いていくアドベンチャーゲーム。主人公の行動やトラップの解除の仕方によってストーリーに変化があり、マルチエンディング(20種類位)が用意されている。VGA対応。SS『慟哭 そして・・・』の続編で、Windowsにも移植された。
【キャラクターとCV】
■小川 希春 CV:雪乃 五月
■水谷 菜緒 CV:飯塚 雅弓
■穂高 由月 CV:丹下 桜
■高野 玲子 CV:根谷 美智子
■笠原 美澄 CV:永島 由子
■北条 千尋 CV:南 央美
■北条 義兼 CV:阪 脩
■水谷 陵三 CV:沢木 郁也
■神田 巧 CV:森川 智之
■謎の少女 CV:小西 寛子
【キャラクターデザイン】
うめつ ゆきのり
<操作方法>
アナログ方向キー・・・コマンドの選択、キャラクターの移動
方向ボタン・・・コマンドの選択、キャラクターの移動
スタートボタン・・・ゲームスタート
Aボタン・・・調べたい場所の決定、コマンドの決定、メッセージ送り
Bボタン・・・アイテムを使用する場所の決定、コマンドの呼び出し、キャンセル
Xボタン・・・設定画面の呼び出し
Yボタン・・・移動マップ時 視点切り替え(4段階)
L/Rトリガー・・・名前入力時の項目切り替え
※A+B+X+Yボタンを同時に押した状態でスタートボタンを押すと、リセットされ、タイトル画面に戻ります。
<ストーリー>
事件の発端
11年前の暑い夏の日
その小さな女の子は突然俺の目の前に現れた。
彼女は大きな澄んだ瞳でじっとこちらを見つめ、言った。
「なんさい?」
それが俺と希春が最初に交わした言葉だった。
「よろしくおねがいします、おにいちゃん。」
彼女は、たった一人の肉親である母親を不慮の事故で亡くしてしまった。
俺の親父は遠い親戚にあたり、他に身寄りのない彼女はこの家に引き取られてきた。
あれから数年・・・、俺の親父も希春の母親の元に行ってしまった。
その時から希春との二人きりの生活が始まった。
俺達まったく本当の兄妹のように普通の生活を送っていた・・・。
高校三年の夏、あの事件が起こるまでは・・・
「海洋開発推進興業という研究施設に、希春は行ってしまった。」 菜緒は、俺にそう言った。
希春の元に届いたという一通の手紙。
その内容は、希春の母親がまだ存命であることを記していた。
希春が、ずっと母親との思い出を大切にしていたことは俺が一番よく知っている。
誰がこんなことを・・・なぜ今頃・・・
何度も頭の中で繰り返していた。希春はどんな気持ちでこれを・・・
俺達は街外れの研究施設へと急いだ。菜緒は相変わらず黙り込んだままだった。
夕日が波間に消えかけた頃、俺達は研究施設へとたどり着いた。
目指す建物はシャッターによって閉鎖されていた。
それはまるで俺達の行く手を阻んでいるかのようだった・・・。
【ドラマCD付】
3曲入り21分00秒
1.remember 5分36秒
2.tomorrow2 8分52秒
3.tea cake 6分30秒
【セルワークコレクションも6枚(3セット)ついていました】
2010年08月11日
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