＜ゲーム内容＞
｢誠｣と｢ヨシュア｣の２人の主人公を交互に操作し、マップ上で新しいポイントに移動すると会話やイベントが発生してストーリーが進んでいくノベルタイプのアドベンチャーゲーム。１７の章に分かれている。
＜操作方法＞
アナログ方向キー・・・カーソルの移動、コマンドの左右回転
方向ボタン・・・カーソルの移動、コマンドの左右回転
スタートボタン・・・ヘルプウィンドウの開閉、ＩＤウィンドウの表示
Ａボタン・・・コマンドおよび選択肢の決定
Ｂボタン・・・キャンセル
Ｘボタン・・・使用しません
Ｙボタン・・・使用しません
Ｌトリガー・・・コマンドおよび選択肢の決定
Ｒトリガー・・・使用しません
※ゲーム中にＡボタン＋Ｂボタン＋Ｘボタン＋Ｙボタンを同時に押した状態でスタートボタンを押すと、リセットされ、タイトル画面に戻ります。
＜Ｊｕｌｙ ＰＲＥＳＴＯＲＹ＞
１９６２年
ＮＡＸ製薬を中心とするレイヴン財閥の後継者、ジーン・レイヴンは、
皮膚が紫外線への抵抗力を持たないという先天的な病とともに生まれた。
ジーンの父親のアランは、新生児の息子をＮＡＸの研究施設に入れ、原因を究明しようとする。
研究の結果、その原因が母親レイチェルの遺伝子にあること、ジーンが生殖能力を持たないこと、
優れた知能の持ち主であることが判明。ジーンの特異な体質はセックスレス体と名づけられ、アランの研究対象となる。
格好の研究素材を手に入れ常軌を見失ったアランは、ジーンのためと偽り、レイチェルをも実験の対象にする。
レイチェルに対する苛酷な実験は続いたが、ジーンへの想いがレイチェルを支えていた。
１９７２年
長い研究の末、人工皮膚が完成する。
研究室の外へ出たジーンは、母親とはじめて対面し、失われた時間を取り戻す。しかし、幸せな日々が続くことはなかった。
レイチェルはセックスレス体の研究のため再び実験台となり、度重なる実験の結果、息絶えてしまう。
その後、アランもまたこの世を去り、ジーンは若くしてＮＡＸグループの総帥に就任する。
軍需産業にも進出したＮＡＸ製薬は、ジーンの手により巨大な企業グループを形成していく。
その強引な経営方針は多くの軋轢を起こし、インゴットをはじめ、環境保護団体などの批判の的となるが、ＮＡＸグループによる情報（マスコミ）操作によって、その事実が一般には伝えられることはなかった。
１９９９年７月
株式市場の混乱による世界的大不況、南米、中東、アジアでの政情不安、イギリスでの原因不明の大停電など、
世紀末の厭世的雰囲気の中の、｢Ｒ計画｣が発動される。
