
<ゲーム内容>
ハリネズミの「ソニック」を操作して、ループや起伏に富んだステージを高速で駆け抜けるアクションゲーム。全6面。メインプログラマーは中裕司、BGMの作曲はドリームズ・カム・トゥルーの中村正人。ジェネシス版は1ヶ月ほど早い1991年6月23日に発売された。
<操作方法>
方向ボタン・・・左右に押すとソニックの移動(押し続けると加速する)、立ち止まっているとき上下に押すと、画面が上下にスクロール。走っているとき下に押すと、回転しながら進む。
スタートボタン・・・ゲームスタート、ゲーム中に押すとポーズ(もう一度押すとゲーム再開)
Aボタン・・・回転ジャンプ(敵に体当りすると、ダメージを与える)
Bボタン・・・回転ジャンプ(敵に体当りすると、ダメージを与える)
Cボタン・・・回転ジャンプ(敵に体当りすると、ダメージを与える)
<STORY>
悪の天才科学者ドクター・エッグマンが、また悪だくみを抱きはじめた。「ソニック・・・・・・あのいまいましい、生意気ハリネズミめ。あいつのお陰で、ワシの偉大なる計画はいつも台無しになるのだ。今度こそ、ワシの科学の力でひねりつぶしてくれる!フッフッフッ・・・・・・」
ここサウスアイランドは、宝石や遺跡の宝庫。そして幻の”カオスエメラルド”が眠る島とも言われている。カオスエメラルドは、すべての生物にエネルギーを与える超物質。さらに科学技術によって核兵器やレーザー兵器にも利用できる。しかし、それを手に入れる方法はだれにもわからない。それというのも、このサウスアイランドは動き回っている島で、カオスエメラルドは島の作り出す歪みの中に存在するからだ。
そんなある日、島に危機が訪れた。ドクター・エッグマンとその一味が島に降り立ったのだ。「フッ・・・・・・この島をすべて掘り返してでも、必ずカオスエメラルドを手に入れてやる」
ドクター・エッグマンは島の一角に巨大な要塞を造り、開発に乗り出した――。
「エッグマンめ。まだこりないのか!?」
噂を聞いて、ソニックが駆けつけた。ドクター・エッグマンの嫌がらせは、いつものことだ。これまでだって毎回、うまくあしらってきた。ドクター・エッグマンはソニックを宿敵と思っているらしいが、ソニックにとっては相手じゃない。
ところが、おや・・・・・・何だか様子がヘンだ。
「見たかソニック!今回はいつもと違うぞ。島の動物たちをロボットにしてやったのだ。」
「み・・・みんなッ!」
「こいつらは皆、わしの思い通りに動いてくれる。つまり島中がおまえの敵なのだ。ファーハッハッハハーッッ・・・ゲホゲホッ・・・。今度こそ、世界はすべてワシのものになるのぢゃ〜」
タイヘンだ!行け!ソニック・ザ・ヘッジホッグ。みんなが助けを待っている。