2008年10月20日

SS『TAMA(たま)』

1994年11月22日発売/タイムワーナーインタラクティブ/5,800円(別)/ACT(インタラクティブアクション)/1人用
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<ゲーム内容>
 フィールドを前後左右に傾け、制限時間内に「たま」をゴールに導くと面クリアになる誘導型のアクションゲーム。全30面+秘密のボーナス面で構成されている。同年12月3日には、プレイステーション版も発売された。

<操作方法>
 方向ボタン・・・フィールドを前後左右に傾ける。
 スタートボタン・・・ゲームのスタート、ポーズ/ポーズ解除
 Aボタン・・・画面の拡大(視野は狭くなる)
 Bボタン・・・画面の縮小(視野は広くなる)
 Cボタン・・・画面の拡大(視野は狭くなる)
 X、Y、Zボタン・・・使用しません
 Lボタン・・・左に回転(反時計回り)
 Rボタン・・・右に回転(時計回り)
※A・B・Cを押しながらスタートボタンを押すとソフトリセットできます。

<ストーリー>
 振り向けば手が触れるほど近く、しかし、永遠に交わることのないはるか遠い彼方にある世界。それを平行世界(※注)という。
 そこには、もうひとつの地球、「たまの世界」があった。「たまの世界」は、「たま」という生物が、もっとも進化した種族として惑星を統治しており、愉快で平和な世界を築いていた。楽観的な考えを至上のものとする「たま」たちは、その平和が久遠に続くものと信じていた。だが・・・・・・
 ある日、「たま」たちの平和な世界を一瞬のうちに、崩壊させるほどの事件が次々と起こりはじめた。おとなしい動物が狂暴化し、工場の機械は奇怪なロボットを生産し続け、世界中のあちこちから異常気象が報告された。
 すぐさま、選りすぐりの「たま学者」が原因究明に乗り出した。彼らの尽力で、それらの原因が、千年もの昔に偉大な「たま賢者」によって封印された、意志を持った巨大なエナジー「悪だま」によるものとわかった。「悪だま」は長い幽閉生活の間に、力を貯え、いとも簡単に「封印のたま」を無力化しふたたび世界に混乱と破壊をもたらすために蘇ったのだ。「悪だま」は「封印のたま」を奪い、何処かへと去って行ったが、その憎悪のエナジーは地上のあらゆる場所に広がり、たくさんの疫病を産み出した。
 「たま」たちは次々と病に倒れ、絶望と無力感が世界を覆いはじめた。もう、おしまいだ、と誰もが思った。
 しかし、まだ、この世界にも最後の希望が残されていたのだ。
 ここにひとりの名もない、だが、勇敢な心を持った「たま」がいる。「たま」は、薄暗い世界の最下層で「封印のたま」を見守っていた、「たま賢者」の末裔である。
 「たま」は「封印のたま」を取り戻すため、「悪だま」を追いかけようと動きだしたが・・・・・・。
 はっ!?なんと、自転(自分の力で移動)することができないではないか!!悪のエナジーの影響で、世界の秩序や自然法則までも狂ってしまっていたのだ。
 困った「たま」は全身の力を振りしぼり、世界の果てまで響き渡るほどの叫び声を発した。

「だれかー! たすけてーーーー!!!」

 その声は次元を超え、あなたの元へ届いた。
 気がつくとあなたの手には、世界を自由自在に傾けられる「3Dコントローラー(仮称)」があった。あなたは考えた。(はっ、これさえあれば、「たま」を誘導して、「たま」の世界を再び楽園にすることも不可能ではないのでは?)
 私もそんな気がする。タイムワーナー インタラクティブ社員一同からのお願いだ。「たま」を誘導し、「たま」の世界に平和をもたらせてくれたまえ!

(注)平行世界ってなんだ?
 私たちの住む3次元空間には、隣り合って存在する無数の世界があるという考えのこと。たとえば、ある世界ではヒトラーが世界の帝王となり、別の世界ではヒトのかわりにイルカが地球を支配していたりというように、私たちの歴史とは違った分岐をしていった世界のことを指す。
posted by 将 at 20:49| Comment(0) | TrackBack(0) | セガサターン(SS) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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