

<ゲーム内容>
パソコン版からの移植。アイコン(みる、とる、おく、つかう、うごかす、おす、ひく、こわす、くみあわせる、あらう、まつ、たたかう、かわる、いどう)などのコマンド選択式アドベンチャーゲーム。パスワードによって続きからプレイできる。
<操作方法>
十字ボタン・・・アドベンチャー画面では、カーソルの移動、コマンドアイコンやアイテムの選択を行う。フィールド画面では、キャラクターの移動を行う。
Aボタン・・・コマンドやアイテムの決定と文字入力を行う。また、メッセージの続きを見る時などで▼が点滅している時に押すと、次のメッセージが表示される。
Bボタン・・・コマンドやアイコンの選択を取り消したい時に使用する。また、コマンド「見る」でアイテムを見たい場合に使用する。
<プロローグ>
●事件
僕のガールフレンドは大学教授の一人娘。彼女のお父さんは、メキシコ大学の考古学研究所でマヤ文明の研究を続ける白鳥教授。マヤの古代文字の解読の専門家として有名な人だった・・・・・・。
「・・・だった」というのは、その白鳥教授が、中部アメリカのユカタン半島にある「チチェン・イツァー」という遺跡の発掘調査中に遭難し、遺体となって発見されたからなんだ。
●マヤ文明
教授は伝説の神聖なる鍵”太陽の鍵”が実在することを証明するため、総勢7名の調査団で遺跡の発掘に向かったんだ。
”太陽の鍵”・・・・・・
この伝説については、僕も彼女から時々聞いていたんだ。彼女は神秘的なことが大好きで、「マヤ文明」にもとてもひかれていたんだ。夏休みには、2人で教授を訪ねてメキシコへ行くことになってたんだ。
・・・そもそもマヤ文明とは、中部アメリカ(今のメキシコ周辺)に十数世紀にわたって栄えた文明で、数、暦、天文学、神殿建築など、高度に発達した文明を誇りながら、ある時突然、1つの都市が捨てられ、また別の都市と文化が生まれるといった事をくり返し、16世紀にはスペイン人によって、滅ぼされてしまった。そして数々の記録や資料も失われてしまったため、未だ神秘のベールに包まれているんだ。
●神々そして”太陽の鍵”・・・・・・?!
古代マヤ人たちは、高度な文明とともに様々な予言−神の言葉−によって庶民を支配していたんだ。神官たちは、特別な鍵で神々の国への扉を開き、神の言葉をきいていたらしい。その鍵こそ、伝説の神聖な鍵”太陽の鍵”だった・・・・・・。伝説によれば、”太陽の鍵”は太陽の神殿という建物の中に大切に大切に保管されてきたはずだ。教授は長年の研究の末、”太陽の鍵”が「チチェン・イツァー」にあると結論し、調査を始めて1ケ月後、遭難してしまったのだ。
●メキシコへ
教授が遭難したのは、魔力をとじこめていた封印をまちがってといてしまい、古代の悪霊たちが復活したためで、再び封印をもどすには、”太陽の鍵”が必用らしいことが、メキシコではわかったらしい。
僕たち2人は、急いでメキシコへと旅立った・・・・・・。