1990年3月2日発売/アイレム/6,500円(別)/ADV/1人用
<ゲーム内容>
ブルートレイン殺人事件に続く、西村京太郎ミステリーの第2弾。標準的なコマンド選択式(いどう、きく、しらべる、とる、みせる、ほうこくする)を採用しているアドベンチャーゲーム。パスワードによって続きからプレイできる。モンタージュを作成する機能も。
<操作方法>
十字キー・・・グラフィック画面中のカーソル移動。コマンド、サブコマンドの選択。メモのロールアップ・ダウンの選択。
Aボタン・・・コマンド、サブコマンドの実行。メッセージのページ送り。
Bボタン・・・コマンド、サブコマンド等のキャンセル。
<ストーリー>
X月X日
殺人事件発生
23時49分新大阪駅着のひかり323号、ツイン個室内で女性の絞殺死体が発見された。被害者は東京のファッションメーカー「シラノ」の女社長”野上君子”。たまたま大阪府警にいあわせた警視庁捜査一課の亀井刑事は現場へ急行、捜査を進めることになった。
乗務員、食堂車のウエイトレスなどからの事情聴取の結果、”野上君子”が殺されたのは、名古屋から新大阪までの間。容疑者を同乗の夫”野上豊”と断定した。
ところが翌日、”野上豊”が大阪府警に出頭、犯行を否定した。アリバイも成立する。
そして”野上君子”周辺の捜査が進むうち、大手の男性ファッションメーカー「ナイト」が「シラノ」を吸収しようと考えていることが判ってきた。君子を殺す動機のある者は・・・。
亀井刑事の脳裡にいやな予感が走った。
これより捜査は核心に入る。