<ゲーム内容>
開発:パンドラボックス、販売:バンプレストのスーファミのテキストアドベンチャー第2弾(第1弾は、『学校であった怖い話』)。祖母の七回忌に集まった親戚一同による恐い話(不思議な話)の中で、選択する事によって話の内容や結果が異なる仕組みになっている。話し手の順番を変える事により、シナリオも変化。通常42本(7パターン×6人)+選択肢によって進める隠しシナリオ6本の計48本が用意されている。繰り返し遊べるように周回プレイを前提としたマルチシナリオ・マルチエンディングが用意されているが、同じセーブファイルで100周回以上した状態でセーブすると、そのセーブファイルは消されてしまうらしい。セーブデータは5個。今日(2021年3月1日)が発売25周年。
<操作方法>
十字ボタン・・・名前入力や各種コマンド選択画面でカーソルを移動させる時に使用します。
STARTボタン・・・ゲームスタート。
Aボタン/Lボタン・・・文章を送る時に使用します。しばらく押していると、次の文章送り表示までの文章が早く出ます。各種選択画面での決定ができます。
Bボタン・・・各種選択画面でのキャンセルができます。
Xボタン・・・一画面分の文章送りができます。
<ゲームストーリー>
私の名前は前田葉子。
今度の四月で女子の一年生になります。
お父さんの田舎で、
おばあちゃんの七回忌があるため、
私たち家族三人は四年ぶりに
田舎の本家に帰ることになりました。
この日、いつもは遠くに散り散りに
なっている親戚一同が集まりました。
従兄弟のTVプロデューサー泰明さん、
埼玉の大病院の看護婦をやっている正美おばさん、
本家の小学生良夫、
良夫のおかあさんの和子おばさん、
フリーターの由香里ねえさん、
そして冒険家の哲夫おじさんもいます。
七回忌も無事終わり、夜になって
自然といくつかのグループに別れ、
積もる話に花を咲かせました。
「七回忌で恐い話をすると
死者が蘇るっていうよな」
泰明さんの一言から、
私たちは恐い話をすることになり、
使われていない客間に移動しました。
「それにしてもみんな、
この部屋がどうして使われてないか
知ってるの?
・・・ここって出るのよ」
和子おばさんのその一言が口火を切り、
暗く長い夜は静かに更けてゆくのでした・・・。
自然といくつかのグループに別れ、
積もる話に花を咲かせました。
「七回忌で恐い話をすると
死者が蘇るっていうよな」
泰明さんの一言から、
私たちは恐い話をすることになり、
使われていない客間に移動しました。
「それにしてもみんな、
この部屋がどうして使われてないか
知ってるの?
・・・ここって出るのよ」
和子おばさんのその一言が口火を切り、
暗く長い夜は静かに更けてゆくのでした・・・。