2020年01月01日

SFC『2020年スーパーベースボール』

1993年3月12日発売/ケイ・アミューズメントリース/8,900円(別)/SPT(野球)/1〜2人用
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<ゲーム内容>
 ネオジオ、メガドライブ、ネオジオCD、アケアカなどで発売、配信された近未来の野球ゲーム。アーケードからの移植。試合中の様々なプレイに対して賞金が与えられ、チーム強化する事ができる。一部、通常の野球と異なるルールがある。

<操作方法>
 十字ボタン・・・選手の移動、塁の指定、投球のスピード・コースの変化に使用
 セレクトボタン・・・ゲームスタートかオプションモードの選択
 スタートボタン・・・ゲームスタート、ポーズ、ポーズの解除
 Aボタン・・・スイング、帰塁、投球、ジャンプ
 Bボタン・・・盗塁、進塁、塁タッチ、けん制
 Xボタン・・・バント
 Lボタン、Rボタン・・・タイム

<ストーリー>
人気No.1のプロスポーツ、S.B.B.。その華やかさの陰では各国スポンサー企業の陰謀が渦巻き、協会の手により巧妙な八百長試合が仕組まれていた。何も知らない選手たちの過激なプレイに熱狂するファンたち。世界で最も汚れたスポーツ、S.B.B.。その真相に気付きはじめた選手たちは、クリーン・ファイトを取り戻すべくついに立ち上がった。

・・・・・・おーっと、あっけない幕切れ。アメリカン・ドリームス対バトル・エンジェルス第2戦。絶好調の4番”レイア”まさかの見逃し三振っ!ドリームス1点差で逃げ切りました。観客からブーイングの嵐が巻き起こっています。・・・・・・
「あんな2流投手の棒球を見逃すなんておまえらしくねぇな。八百長か?」控室にもどる途中のレイアにぶっきらぼうな声をかけたのは、ドリームス若手のエース”ロッド”だった。立ち去るレイアの背中にロッドは叫んだ。「明日の先発は俺様だ。覚悟しとけよ。」
30分後、ロッドはメカニック担当者の部屋にいた。「じつはね、ロッド。キミに言われた様にレイアの最終打席を調べた結果、不審な電波により彼女の打撃パワーを意図的に低下させられている。」「やっぱりな。それじゃ合金バットを振れない訳だ。S.B.B.協会が俺たちの試合結果まで管理するってのはいただけないぜ。」

・・・・・・いよいよ第3戦。しかし強化プロテクターのアンテナ部が、両チームとも規定のものから変更されている模様です。『徹夜してこいつを完成させたウチのメカニックのおかげで(※)、今日は楽しめそうだな。』『ありがとう、ロッド。バトル・エンジェルス勝利のために苦労かけちゃったわね。』『じょうだんじゃねぇ。おまえに実力の違いってやつを、いいかげん教えてやらねぇとな。俺にかかればどっちみち三振の運命なんだからな。』いま、ホントの興奮がサイバーエッグを満たそうとしている。


※説明書は、おかげてになっている。また、中盤までは「」での会話シーン、後半では『』での会話シーンになっている(統一感なし)。

<裏技>
[観戦モード]・・・オープニング画面で、セレクトボタン+スタートボタンを押しっぱなしにして、パスワード入力画面でNOを選択し、リーグ選択画面でAボタンを押す。すると、COM同士の対戦を観戦する事ができる(※セレクトボタン+スタートボタンは押しっぱなし)。